【生態】釣りやすい魚釣りにくい魚。スレについて考察。
こんにちわ!ヤクスギです。
釣りに出かけて、魚を見つけて鼻先にに餌、ルアーを落としても全く反応なし!良くある話ですねw釣り人の間では、
『見えている魚は釣れない』
なんて話もあるくらいあるあるです。
『魚がいるのに釣れない』
人の多い釣り場なんかだと
『魚がスレているから釣れない』
なんて会話が良く聞こえてきますね。このスレってなんでしょう??真面目に考えてみた話です。
最後までお付き合いくださいね!
スレの原因
魚が見えているのに反応しない。このスレている原因は、昔から
『魚の学習能力』
『魚の個体差』
という二つが言われています。
魚の学習能力は針にかかってリリースされた経験から、釣り針を学習して、次回から避けるようになるということです。
個体差については、警戒心が弱い魚からどんどん釣られて行って、警戒心の強い魚だけが残っていくという理論です。最初に比べて釣れずらい個体が残ってしまうので当然ですね。
果たしてこの二つの話は本当なんでしょうか?どちらも筋は通っている話なので、理解はできるんですが、それだけとは思えない状況に出くわすときがあります。
例えば、管理釣り場で釣りをしていて、リリースしたらまた同じ個体が釣れることってありませんか?
『見間違えじゃない?』
と言われれば、否定はできませんが、明らかに同じところに特徴があったりすると、同じだよなぁと思っています。
この話だと魚が学習するって話から外れてしまいます。実際、釣具屋でお客さんから話を聞くと、同じような話をするお客さんもそこそこいました。
『魚の個体差』
について少し経験を交えて話をしましょう。
実験してみた(記憶)
中学生の頃ですが、田舎で釣りばっかりして遊んでいた私でした。私の地域では、いくつか沼があり、そこも釣り場だったわけですが、何年かに一回水抜きが行われていました。
当時ブラックバスやらブルーギルの外来種がどうので、駆除の為水を抜いて干していました。勿論、農業用水池も含まれるので、用水地の清掃も兼ねていたと思います。今謎に流行っている『池の水全部~』ってやつですねw
その時に、外来種以外は、別のプールに移しておいて元に戻すんですが、量が多いと研究機関に回されたり、欲しい人にあげたりされるんですよ。今はどうか分かりませんが、当時はそうでしたw
当時一度だけ手伝いをしたことがあったんですよ。数を数えて、保管プールに入れる。更にそこから別のプールに半分移すとなったときに、少年は思ったんですね。
『移す数だけ釣っていい??』
バカですねw子供って最強です。でも管理している大人も手伝ってくれたからって許してくれたんですよ。まぁ急ぎじゃなかったのもあるんでしょうけど。
プールにいるのは、鯉が42匹。つまり21匹釣れる!ハッピー!
大きさとか重さを計ったときに1匹ずつ番号をヒレにつけられてて、個体が判別できるようになっていた。ここから21匹釣る。
友達も含めて3人で釣った。そして2つのプールに21匹ずつ分けた訳だけど、そのあとも2つのプールで釣りをしていましたw
そしたら変な偏りが出てたんですよ。
片方のプールだけ釣れない
21匹ずつ入った2つのプール。この片方は42匹から一度釣りあげられた個体群ですね。魚が釣り針を学習しているんだとすると、一度釣りあげられた魚のプールの方が釣れないはずですよね。
その当時、私もそう思ってたんですが、実際は逆で、一度釣りあげられたプールの方がそのあとも釣れたんですよ。初めに釣りあげられなかった21匹のプールの方が圧倒的に釣れない。
ここで面白かったのが、 一度釣りあげられた魚のプール は何度でも釣れるんですよ。33番は片手じゃ足りないくらい釣れてたw
今となって考えれば、これが個体差かと思うわけですが、ここまで差がある理由が分からず、当時思いを巡らせていましたねw
やっぱり、釣れずらい個体と、釣れやすい個体が存在するっていうのは間違いないのだと思います。
余談ですが、一度釣られた魚のプールの方が、エサを多く食べていました。これは当時管理している人に聞いた話です。管理してる人はなんでかね?って言ってましたw当時の釣果を考えたら、やっぱりそういう魚だったんだと思わざるを得ませんね。
最後に
子供ながらに遊んでいた経験から、個体差について、スレについて考えた話でした。
一般的に考えると、自然界は良く食べる方が生存確率は高くなるような気がするんですが、人間との勝負だと裏目に出るってことでしょうかね。
あの時は、釣りに夢中でそこまで深く考えられませんでしたが、面白い話です。皆さんも釣りしていると不思議な現象に出くわすことありますよね!
スレについてこの先も少しずつ持論を書いていこうかなと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
参考になれば幸いです。ヤクスギでした。
こんな記事も読んでいきませんか↓
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません