【船釣り】船酔いは治るのか?元釣具屋的酔い止め方法

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こんにちわ!ヤクスギです。

今回は船酔いについてです。釣具屋で働いていた時代もお客さんで、船酔いに悩まされている方はそこそこいました。長年船に乗っている方はそんな悩みは無いのですが、乗り始めたばかりとか、船釣りにたまに行くという方に多かったですね。

実際に船酔いがあるから、船釣りに行かないという方もいましたから、結構な数の方が悩まれているんじゃないかと思います。

私自身、今でこそカレー食べても、かつ丼食べても、ほとんど酔う事は無くなりましたが、以前は吐き倒してましたw

吐きすぎると、脱水症状になるんですよ。精神的にもつらいw

船釣りに行き始めた当初は、月1くらい乗ってましたが、そのたびに吐いてましたw結局3年ほどで、酔わなくなったんですが、そこまでに試した酔い止めの歴史をお話します。

最後までお付き合いくださいね!

薬を飲む

何といってもまずは酔い止め薬ですね。誰もがやる対策。

有名なところで『アネロン』ですね。リンク一応張りますね。

実際に、お客さんでも飲んでいる方が一番多かった薬です。これがあれば大丈夫って方も多かったです。

ですが、ダメな人にはダメですw私は正直効いているのか分かりませんでした。一緒に飲むものは、水、ジュース、お茶どれでも酔ったり酔わなかったりでした。

何より、よく言われている『重ね飲み』は全く合いませんでした。前の晩に一錠飲んで、朝にもう一錠飲むというやり方ですね。一錠だけの方が私は合っていました。お客さんにはこの方法で酔わなくなるって方もいました。

薬なので、体質とか、プラシーボで効果が変わってしまうものだと思うので、仕方ないと割り切るしかないかもしれません。

帰りに眠くなるような印象もあったので、車の運転のある方は注意です。

しっかり寝る

釣りに行くときは、朝が早いのでいつも通りに寝ると、寝不足になることが多いです。

『道具の準備しないなぁ』、『出発前に氷をクーラーボックスにいれないと』、『天気大丈夫かなぁ』なんて色々考えてしまいますよね。結果、もうあと3時間しか寝れないみたいなw

あまりにも、寝不足、疲れが溜まっていると、普段酔わない人も酔います。

前日の夜から近くで釣りをして、朝から船釣りとかには行かないように(1敗)

お腹はそこそこで

空腹、満腹は皆さん避けていると思います。

ですが、お客さんの中には、

『もう吐くのが分かっているから、食べない』

って方がいらっしゃいました。空腹は胃に余計なストレスをかけるので、少しでもいいから食べることをおすすめします。

私は、特に関係なく酔ってました!

遠くを見る

船に乗っているときに遠くを見ておくってやつですね。

これは実際効果はありました。ただですね、皆さんもお分かりの通り、エサを付ける時、実際に竿を操作しているときに遠くを見るっていうのは至難の業です。危ないです。

その為、なるべく餌を付ける位置は高くする、仕掛けを組むのも高い位置にするなどして、背景に景色が映りこむようにすると、多少いいです。下を向いているのが一番酔います。

私は下を向いている時間を減らすように、準備しておいていました。荷物からすぐにものを出せるようにとか、仕掛けは多めに準備するなどですね。

ノットを組むのも、練習すれば短時間で組めるし、俯瞰の視点で組めるようになります。摩擦系のノットもしかりです。練習しておきましょう。

ガムを噛む

正直、私はこれが一番酔いませんでした。口の中で噛んでいるだけで何となく酔わない。

個人的にはキシリッシュが一番合っていました。噛むって動作が、気を紛らわせているのか、酔っても軽いことが多かったです。ただし、合わないガムはダメだったので、口に合うガムを探してみると良いかと思います。

私は初め、お客さんにオススメされたガムを数種類持ち込んで、噛み比べていました。

酔っても寝ない

大変つらい対処療法ですが、一度寝たら帰ってこれないことが多いです。寝るくらいなら、吐いてしまった方がいいと思います。

横になるとすごい楽なんですけどね。釣り的にも、酔いの克服的にもせっかくの機会を放棄することになります。限界まで頑張ってみましょう。

私は、酔う友達同士で行っているとき、『寝たら死ぬぞ』ってお互い言い合って、気持ちを明るくして釣りしてました。

揺れの少ない場所を選ぶ

船の前後(ミヨシ、トモ)は揺れやすいです。船の真ん中(胴の間)が一番揺れないので、意識して場所取りをしてみるのも良いかもしれません。

大きな船の方が揺れは少ないですし、釣りするポイントは湾に近い方が海が穏やかです。波の高い外海は初心者はとても酔いやすいので、最初は湾に近い場所にするのがいいと思います。

そもそも波の揺れで酔うので、波が小さくても酔いますが、多少はましになります。

戦いは数だよ兄貴

結局、酔いは個人差があるので、初めから酔わない人もいれば、数回で酔わなくなる人もいる。もちろん、酔わなくなるまで年単位でかかる私のような人もいます。

私は、酔い止め薬を少しずつ減らして行き、吐いたり、を繰り返していたら、3年ほどで全く酔わなくなりました。突然ピタっと酔わなくなりました。

お客さんにも

『乗ってたら慣れるよ』

言われている人が多かったですが、私もそうでした。結局数です兄貴。

初めの吐き倒しているときは、慣れるとか不可能だろって思ってましたが、結果的には酔わなくなってしまいましたね。遠洋漁業で働く漁師とかは、逃げ場のない環境で、すぐに酔わなくなるそうですし、人間の適用力ってすごいですよね。

最後に

船酔いに苦しんでいる方に、私の経験が役に立つことがあればと記事を書きました。

船酔いするからと、船釣りに足を運ぶのを渋っている方が、船釣りを楽しめる日が来ることを願っています。避けずに慣れる!

最後まで読んでくれてありがとうございました!

参考になれば幸いです。ヤクスギでした。

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Posted by yakusugi