【インプレ】ニシネルアーワークス『チッパワRB』完成度の高いシャロークランク
こんにちわ!ヤクスギです。
今回はルアーインプレを書いていきます。
ニシネルアーワークス『チッパワRB』の実釣したインプレを独断と偏見で書いていきます。使い込んで、非常に釣果がついてくるルアーであることと、水温が下がっても釣果に繋がる為、冬にもおすすめです。
それでは最後までお付き合いくださいね!
スペック
フローティングルアーで、フックはイチカワフィッシングのカマキリトレブル#4が付いています。カラーは12色が準備されています。私はMatte Hot Tiger、Blue Gillの2色を使用しています。サイレントモデル、スローフローティングモデルなども準備されています。
特徴① リップ
リップの素材にはサーキットボードのが使われています。基盤素材ですね。一般的なリップよりも、ワイドで丸みがあり、付け根の部分まで幅を保っています。リップの角度はオーソドックスな角度になっていますが、キャスティング性能を保ちつつ、アクション、スナッグレス性能を保った、絶妙なバランスになっています。
特にスナッグレス性能は、多少の障害物、カバーであれば、強引に引いてきても、問題ない性能を備えています。
リップの形状のおかげか、ウッドルアーにも似た引き感があり、ハイピッチで短い距離でもアピールできるクランクです。
特徴② ボディ
フラットに近い形状ですが、どちらかというと、ファットフラットサイドといえるボディ形状です。
個人的にはフラットモデルのクランクは、根掛かりが多い印象であまり使用しないのですが、 チッパワRBはその欠点を持っておらず、非常に使いやすいモデルです。
低重心で、姿勢が良く、よく泳ぐ。浮力はしっかりとある為、障害物回避性能も抜群です。
実釣感覚としては、フィールドコンディションにあまり影響を受けずに使用できるルアーです。アピール力、キャスト性能、スナッグレス性能のバランスが非常にいい。
実釣使用感
まず、キャスティングが楽です。重すぎず、軽すぎず、一日投げていても問題ないと言えるルアーです。空中姿勢も良いので、トラブルが少ない。
クランクで良くある、フロントフックとリアフックの絡み等はほとんど起こりませんでした。フックは大きいものを採用したいというコンセプトで、大きめではありますが、トラブルの少なさはルアー全体のバランスが良いからなのでしょう。
ルアーアクションはタイトウィグルアクションで小刻みに震えるような泳ぎになります。ハイピッチで巻くことで、非常にスレたフィールドでもバスが食ってきます。カバー周りだけでなく、オープンウォーターの中層なども引いてきやすく、バイトも多い。
アクション自体は控えめなので、アピール力が弱いかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
そしてスナッグレス性能が素晴らしい。
ゴロタ、リップラップ、スタンプ、レイダウンどこでも対応できる回避性能を持っています。大きなフック(#4)を使っても、回避性能を維持できるのは、ボディバランス、リップ形状の賜物です。カバーに接触しても大きくバランスを崩すことが無いんです。フラットに近いクランクではなかなか無いクランクですよ。
難しいテクニックが必要無く使えるクランクですね。年々、繊細になってきているバスが反応するのも納得のクランクです。
最後に
注目度の高いルアーということで発売当初、一時的に品薄状態となることが多いですが、今回紹介したチッパワRBもまた、発売直後は同様の現象が起きていました。
ですが、他のルアーと大きく違ったのは派手なプロモーションなどをすることなく、ニシネルアーワークスが持つ過去の実績と、期待値から自然と品薄になってしまった部分ではないかと考えています。
何よりも基本性能や実釣能力を最優先とする上級者やベテランほど、買い求める姿は、このクランクが「本物」である何よりの証明と言えるでしょう。だからこそ初心者の方に使ってほしいんですがw
私自身もニシネルアーワークスのルアーはもちろんの事、チッパワRBは愛用していますが、釣果率が高いクランクベイトとなっています。プレッシャーの大きいフィールドほど「ルアー自体の性能」が釣果を左右することになります。
フィールドや状況で強いアクション特性は、まさにパイロットルアーにうってつけ。使用して数日後には高確率で1軍エントリーされるチッパワRBの実力を、是非とも皆さんの目でお確かめ下さい。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
参考になれば幸いです。ヤクスギでした。
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